DREAM MAN

理想の自分を目指して・・・

浜離宮庭園で江戸時代に思いを馳せた後、人生初の水上バス体験をする

time 2018/11/25

汐留で働いている私は、ランチ後になるとたまに、カレッタ汐留46Fの展望台へ行ってボーっとすることがある。

展望台とはいっても、幅5メートルほどのガラス張りの手前に横長の腰掛けがある程度の簡素なもので、遅めのランチのあと15時位に行くと誰もいないことも珍しくない。

一人物思いにふけりたい人にとっては、絶妙な穴場スポットといえる。

 

ガラス張りの窓からは東京湾が一望でき、晴れた日には海の向こうに房総半島がうっすらと見える。

左方面には築地市場や朝日新聞社、右方面にはレインボーブリッジやお台場などが見下ろせる。

 

約200mの真下に目を向けると、海に隣接する形で浜離宮恩賜庭園が広がっている。

目を凝らすと所々に、米粒のような大きさの人間が歩いているのが見える。

平日はいつ見ても閑散としていて、あれだけ広い敷地の中に数えるほどしか人がいない。

 

庭園奥の海側には水上バスの発着場があり、タイミングによっては水上バスが、水しぶきを上げながら右のお台場方面へ進んでいくのが見える。

 

いつかこの庭園の中を歩いてみたいと思いながら、なぜかずっと先延ばしにしてきた。

平日は仕事のことしか頭になかったし、週末といえば家に引きこもっていたので、なんとなく行く機会を見出だせなかった。

 

が、今年の年明けにやっと、あの中の世界に足を踏み入れることができた。

初めて展望台を訪れてから、2年が過ぎていた。

 

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念願の浜離宮庭園訪問

 

1/4(木)、世間一般は仕事始めで慌ただしくなり始めた日の午後、まだ冬期休暇中だった私は、仕事ではなくプライベートで新橋駅に降り立った。

自分だけが休んでいるような特別感がいい。

 

駅から5分ほど歩き、庭園の正門入口に到着。

入り口付近で外国人が数名記念撮影をしているのを横目に正門を入り、小さい石が敷き詰められた広場を進むと、右側に受付があった。

300円を支払い、園内マップが書かれた冊子を「自由にお取り下さい」ラックから取る。

 

冊子を見ると、思ったより見所が多い。

完璧主義の私はすべてを見たいと思ったが、すべてを見て回る効率の良いルートが見いだせなかったため諦めた。

 

この庭園に来たかった理由は、江戸~明治時代にかけて時代の最先端で生きていた人たちの世界を感じたかったから。

wikipediaによれば、この庭園の歴史の概要は以下のようである。

  • 1654年に甲府藩主がこの地に別邸を立てた。
  • 徳川六代将軍(家宣)の頃に今の原型となる庭園などが整備された
  • 1700年代初頭にベトナムから来た象が12年ここで過ごしていた。
  • 幕末には海軍の屯所だった。
  • 明治天皇が度々訪れた。
  • グラント元米大統領も一ヶ月滞在したことがあった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E9%9B%A2%E5%AE%AE%E6%81%A9%E8%B3%9C%E5%BA%AD%E5%9C%92

かつてこの場所で様々な人間ドラマがあったのだと思うと、ゾクゾクする。

今となっては、当時の建築物はほとんど残っていないが、当時の人々が見たであろう風景はある程度残っている。

彼らはここでどんな話をし、何を思ったのだろう。

 

いわば「夢のあと」状態の敷地内を、私は歩き始めた。

 

園内散歩

 

白い砂利が敷き詰められた歩道を、ジャリジャリと音を立てながら進む。

間もなく黒革のローファーが、砂埃によって全体が白くコーティングされてしまった。

革靴で来たことを非常に後悔する。

それにしても人が少ない。

 

この園内の主な見所は、昭和から平成にかけて復元された数軒の御茶屋だと思われるが、個人的に復元ものには興味がない。

御茶屋を遠目に見た後、林で覆い尽くされた寂れたエリアに歩を進めた。

 

林の中を一人黙々と歩く。

私だけが江戸時代へタイムスリップした気分。

 

しばらく進むと、ちょっとした広場に出た。

「馬場」とはてっきり馬小屋のことだとばかり思っていたが、調べてみると「乗馬を行うための土地」のことだった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E5%A0%B4

高田馬場も名前の由来は「馬場」にあったことを、今回初めて知る。

 

ここにいた馬たちはどこに行ったのだろう。

 

 

引き続き、園内の寂れたエリアを探索する。

かつてこの石段の上に、お堂があったとのこと。

どんな人たちがここで手を合わせ、何を思ったのだろうか。

 

林を抜けると今度は、緩やかな石段が出現した。

この上で昔は、富士山が見れたということだろう。

石段は江戸時代当時のものであってほしい。

 

そう願いつつ、とりあえず登ってみる。

階段の上には10㎡ほどの広さの見晴らし台があった。

当時はこの方向に富士山が見えたはずだが、今では目の前の木々や浜松町付近のビルなどが邪魔して何も見えない。

かつてはここで愛を語り合った男女がいたかもしれないなぁ、とか思いつつ階段を降りる。

 

 

さらに奥へ進むと東京湾に面した遊歩道に出た。

海に面してベンチが並んでいる。デートにぴったりだろう。

久しぶりにこんなシチュエーションで女性と語らいたいと思った。

今年はそんな機会があるだろうか。

 

遊歩道をまっすぐ突き当たった所に水上バス乗り場があった。

ここから浅草まで行き食事をしたあと、渋谷の自宅へ帰ることにする。

 

初めての水上バス体験を前に心が躍る。

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水上バス初体験

740円のきっぷを買い、温かい缶コーヒーを飲みながら待っていると、間もなく水上バスが姿を現した。

 

デカい・・・

人生40年以上生きてきて、こんなものが川の上を走っていたなんて今まで知らなかった。

まさに水上の「バス」である。

 

乗船するとさらに驚いた。

広すぎる。

ホテルのロビーの様だ。

 

奥の座席には座らず、ロビー側の窓ふちに腰を降ろす。

間もなく、ゆっくりとバスが動き出した。

先程の遊歩道や、平日の大部分の時間を過ごしている汐留オフィス街を海から眺めることができた。

 

 

乗ったのは浅草行きのバスだが、一旦逆方向の「日の出桟橋」へ向かってから、また戻ってくるというルートだった。日の出桟橋で一旦停船したあと、レインボーブリッジを背に浅草方面へ向かう。

 

築地市場裏を通って隅田川に入った。

ここから30分ほど北上すると浅草に到着する。

 

外を見ていたら、川沿いの生活者たちの様子が垣間見れた。

窓を拭いている人や窓からぼーっと外を見ている人など・・・

この人達にはどんな人生があるのだろうか。

 

私の人生はといえば。

2017年が過ぎるのが異常に速く、あまりにも怖くなった。

このまま気がついたら50歳になっていた、なんて考えるだけで恐ろしい。

 

時間が過ぎるのが速いのは、毎日変わり映えのしないテンプレートのような毎日を送っているのが原因だというが、確かに心当たりはある。

 

2018年は何かしら変化を作り、2017年の二の舞なんてことは避けたい。

とりあえずこの年初のイベントで記憶に杭を打っておくので、折を見て振り返りたいと思う。

「あの浜離宮→水上バス体験から~日が経った」

と常に意識していれば、時間の流れを少しでも遅らせることができるのではないか?

 

気がつくと浅草に着いていた。もう夕方だ。

 

2018年がスタートした。

さて今年はどんなワクワクするドラマが待っているだろうか?

この日初めての食事を駅近くの「長崎ちゃんぽん」でとったあと、帰途についた。

 

11月25日現在

結局、今年は2017年よりさらに速く過ぎた。

どうすればいい?

 

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