DREAM MAN

理想の自分を目指して・・・

【体験談】禁煙のコツは楽しむこと。吸わない自分に酔うこと。

time 2018/10/21

何事もコツをつかめばうまくいく。禁煙もしかり。

私は20歳から吸い始めたタバコを

24~28歳、30~32歳、38~44歳現在と3回に分けてやめている。

もはや禁煙のプロと言っていい。

そんな禁煙のプロが「禁煙のコツ」について書く。

 

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初めての禁煙

禁煙のコツは一言で言えば「楽しむこと」。

これは禁煙に限ったことではない。何事も楽しめばうまく行く。

禁煙といえば何となく「我慢」「意志」「忍耐」といったイメージがつきまとうが、

そんなイメージを持っている限り、遅かれ早かれ反動が必ずある。

 

私が若いころ最初の禁煙を4年程続けたときは、アメリカのとある俳優のモデリングをしていた。

その俳優が演じる役柄は大体、インテリでセクシーでミステリアスで、少し悪役系の雰囲気を漂わせるものであったが、そんな彼は映画の中でタバコを吸うことがなかった。

吸いそうなのに吸わない・・・

そのギャップがとても魅力的で、私もそうありたいと思った。

私は彼になりきり、結果、自然とさりげなく禁煙に成功した。

彼になりきる”快感”が禁煙を楽しいものにしてくれた。

 

復活そして2度目の禁煙

ところが数年後、とある人生の挫折をキッカケにタバコが復活した。

人生路頭に迷うと、何かにすがりたくなる。

映画「ウォール街」のエンディング近くで、チャーリー・シーン演じるバドが人生の転落に直面して、やめていたはずのタバコを吸うシーンがある。

ストレスを感じるとタバコにすがりたくなるのは、世界共通の生理的現象のようだ。

 

それから数年タバコを吸っていたが、また

「そろそろやめよう」

と思えるタイミングが来た。このタイミングを待っていた。

以前に一度止められた成功体験があったため、この時もさほど苦もなく止められた。

前回と同様、禁煙している自分のカッコよさを強烈にイメージしたのだ。

また復活そして最後の禁煙

ところがまた3年後位に、人生で一番苦しい状況に追い込まれ、再びタバコ復活。

この時はもう開き直っていた。

「もう一生吸い続けよう。それはそれでカッコ良い」と。

 

それから5年位何のためらいもなくタバコを吸い続けていたが、

一箱410円に値上げされたのをきっかけにまた禁煙するモチベーションが高まってきた。

一日一箱吸っていたので、ここでやめれば一か月あたり12,000円程浮く計算になる・・・バカにならない金額だ。

ただ5年も続けて吸っていたため、禁煙の感覚を忘れてしまっていた。

 

「禁煙を楽しむ」というのはどんな感覚だったか・・・

 

禁煙本との出会い

そんな時出会ったのが「禁煙の愉しみ」という本だった。

とある文芸評論家の書いた禁煙に関するエッセイで、

小気味良くキレのある文章で「禁煙は苦行ではない」ことを説く内容となっている。

その内容が妙に腑に落ちた。以下抜粋すると、

  • 禁煙というものは、ミルクのように白い、いい匂いのするクリーム状のものである。
  • 禁煙を始めて約3週間たつと、真実が見える瞬間が訪れる。
  • 他の喫煙者が憐みの対象に見え始める。
  • 最後の一本を吸い終わったとき、ノンスモーカーになる。
  • タバコを吸っていたころは楽しくなかった。吸わない生活は楽しい。
  • 禁煙の目的はただ一つ、自分のリニューアルである。
  • たばこを止めてから変わったのは、ただ口から煙が立ち上らなくなったということだけではない。「灰白色の時間帯が、いわばカラーになった。」
  • 禁煙とは、暮らしに新しい水路をつくることである。そこにこれまで手を浸したことのない川の水を呼び込むことである。
  • 禁煙すると一日の時間が増える(例えば4分×20本=80分)。
  • 禁煙は越境である。これまで知らなかった場所で、知らなかった日々をはじめることだ。
  • 禁煙は波乗りである。

 

禁煙に成功したことのある人間であれば

「分かるその感覚!」と手を叩きたくなるような内容。

この本のおかげで、かつての禁煙成功イメージが脳に再インストールすることができた。

以来5年以上、タバコは吸っていない。

もう二度と吸うことはないだろう。

 

ちなみに、この本を書いた山村修さんは、この本を書いた数年後に肺癌で亡くなっている。

皮肉なものだが、本人は本書のなかで

「健康のための禁煙ではない」

と書いている。

 

禁煙は楽しいからやる。ただそれだけのこと。

 

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