DREAM MAN

理想の自分を目指して・・・

【体験談】粉瘤?を「くり抜き法」で除去する。手術の費用や時間及び術後の跡について

time 2017/11/03

今年の夏、いつの間にか鼻の下にできていた粉瘤(アテローマ)らしきできものを「くり抜き法」で除去した。

その顛末を記録する。

sponsored link

発症

 

ある朝、シェービングムースを使ったひげ剃りの際、鼻の斜め下にやや赤みがかった突起物があることに気づいた。

ややドーム状に盛り上がっていて、普通に刃をあてると引っかかってしまう。

そこだけ力を抑えて、慎重に刃をスライドさせなければならなかった。

 

この突起物は前からあった気もする。

しかしなぜ今頃になって初めて気づいたのだろう?

少しずつ大きくなっていき、この日に初めて、認知される臨界点を超えたということだろうか。

 

触ると少し固い。明らかにニキビとは違う。

心配になりネットで色々調べてみたところ「粉瘤(アテローマ)」という症状に似ていることが分かった。

ほとんどは良性の腫瘍だが、まれに悪性のものもある、といった脅し情報もある。

 

その日以降、鏡で顔を見るたびに視線がそこへフォーカスされるようになった。

鏡を顔の側面にあてて口元を横から見ると、そこだけ明らかに盛り上がっていてみっともなかった。

 

アラフォーでありながら今だに見た目を気にする私は、かなりのストレスを感じた。

このままではいくらシリアスな表情をしても、間抜けである。

さてどうするか。

 

原因追及

 

20代以降、相当な量の健康に関する情報をインプットしてきた健康オタクの私は、

「これは体のメッセージである」

「何が原因か?」

とまず考えた。

 

原因を特定し、それを変えることで自ら治す。

これが私の20年来の信念であり、実際に病院にかかったことは2~3回程度だった。

薬はまず飲まない。風邪で病院にいくなどありえない。

 

どんな病気も原因はほぼ食事にある思っている。

今回のように皮膚に現れるものは特にそうだ。

 

思い返せば、今年に入ってから経済的にかなり困窮していた私は、食費を抑えるべく低コストの炭水化物(インスタント系)ばかりを食べていたが、やはりそのシワ寄せがでたということか。

 

「カロリーの総量を抑えて、かつ食べる時間帯にさえ注意すれば、たとえカップラーメンを毎日食べ続けても健康を維持できる」という仮説を立て、それを3ヶ月ほど続けていた。

実際、それで体調はかなり良かったのだ。

栄養なんてどうでもいい。血糖値を乱高下させない範囲で量やタイミングをコントロールすれば、何を食べてもいい。

そう確信しつつあったのだが、間違いだったか。

 

自然治癒の可能性

 

極力、病院へは行きたくなかった。

できれば自分で治したい。

仮にインスタント食品のばっか食いが原因だとすれば、それを正すことで治すことができるはずだ。

 

ネットで調べると、断食や糖質制限で粉瘤が消えたという以下のような体験談があり、勇気づけられた。

粉瘤が小さくなってきた

断食によって粉瘤を自然治癒させた体験記

 

インスタント食品ばかり食べていたことが原因かはハッキリしない。

ただ、粉瘤の原因がいずれにせよ、食事療法で治せないはずがない。

私は食事療法の万能性を信じている。

 

問題は、食事療法をやったとして、粉瘤が消えるまでにどれくらいの期間を要するかだった。

鏡を一日に何十回もチェックするくらい自意識過剰の私にとって、いつまでも鼻の下にできものがあるのはかなりのストレスになる。

 

とりあえず食事療法でしばらく様子をみてみよう、と思った。

SPONSOR LINK

 

手術を決断

 

糖質制限を一週間ほど続けてみたが、鼻の下のできものに全く変化はなかった。

早々にモチベーションが下がり、手術へ意識が向き始めた。

 

きわめつけは、久し振りに会った母親が私の口元をじーッと見て

「その口の上どうしたの?」

と言ったことだった。やはり目立つのだ。

 

とっとと手術しよう。

 

病院探し

 

お盆前に病院探しを始めた。

仕事の都合上、できればお盆中に手術を済ませてしまいたかった。

 

ネットで「粉瘤 手術」と検索すると

【渋谷駅前おおしま皮膚科‎】

【新宿アイシークリニック】

が目立っていたので、このどちらかに絞ることにした。

 

渋谷在住のため、まずは歩いて行ける渋谷の病院をチェックする。

院長が30代くらいの爽やかな方で、非常に安心感がある。

ただ、山の日からお盆にかけて長期で休みをとるとのことで、一旦保留にする。

 

次に新宿のホームページをチェックする。

渋谷のような爽やかな顔出しはないものの、サイトの雰囲気からプロフェッショナル感が伝わってきた。

こちらも悪くない。

何よりお盆もやっているということで、やや自宅から遠くなるがここにお願いすることに決めた。

 

ホームページから予約をすると、たしか翌日くらいにクリニックから直接電話で確認の連絡があった。

8/11山の日朝一番の枠を予約した。

 

手術当日

 

渋谷の自宅からタクシーでクリニックに向った。

早く着いたので、近くの喫茶店で10分ほど時間をつぶす。

 

5分前にクリニック入口に着くと、既に4~5人が外で待っていた。

自動扉の中では、準備にいそしむ女性事務員たちがせかせかと動いている。

白と黒を基調としたシックで近未来的な内装が、儲かっている感を醸し出していて好印象だった。

 

10時ピッタリに自動ドアが開けられ、まずは順番に受付を済ませた。

この時間だけで10名くらい患者が集まっていただろうか。

 

受付を正面にして左側に3つか4つ診察室の扉があり、

各扉から先生が顔を出して患者の名前を呼び始めた。

30代位の脂の乗った男性医師が揃っている印象だった。

 

受付前に背もたれなしの柔らかい椅子がいくつも置いてあり、私はそこで自分の名前が呼ばれるのを待つ。

 

待つこと10分。一番右側の扉から女性が顔を出して私の名前を呼んだ。

てっきり看護婦かと思いきや医師だった。

一見して研修中のオーラが出ていたのでやや不安を感じた。

 

「どうしましたか」と言われ

「ここなんですが」と

患部を指差し、いつから発生したかなど経緯を説明する。

 

「これから内部を超音波検査で調べます。その内容によって今日手術するかどうかご判断ください」

私が判断する?

 

彼女はゼリー状の液体を私の患部につけ、片手サイズの機器をあててきた。

間もなくモニターに黒い背景のレントゲンのようなものが映し出される。

 

「・・・粉瘤だったら通常、このあたりに色がつくはずなんですが」

粉瘤ではない?

もしかして悪性の腫瘍とか?

「実際、中を確認してみないと何とも言えません」

 

「どうしますか?」

「手術お願いします」

「分かりました」

 

今思えば、この時女性医師がしきりに判断を私に委ねてきたのは、くりぬき法により手術跡が残るので覚悟を確かめたかったのだろう

 

手術スタート

 

簡易ベッドに横になると、丸い穴の空いた白い布(紙?)を顔にかぶせられた。

患部だけがその穴から露出され、はたから見たら情けない姿だな・・・と思った。

 

露出部分に麻酔を打たれ、間もなくその部分だけ感覚を失った。

何も見えないが、テキパキとリズミカルに作業が行われている様子が伺えた。

いつの間にか、くり抜き法で穴を開けられたようで、女医さんがあの細い腕で患部を絞り始めていた。

 

何度もつねって中身を絞り出していた。

これは麻酔なしでは絶対に無理である。

こんなにつねられたら、後で青くなったりしないのだろうか。

 

「どう?俺やろうか?」

女医が苦戦しているのを見かねたのか、となりの診察室から男性医師が顔を出し声をかけた。

私は心の中でガッツポーズをした。

 

男性医師は女医の2倍のパワーでつねってきた。何度も何度も。

「ごめんなさいね。こんなに圧迫しちゃって」

 

いえ、助けて頂き本当にありがとうございます。

と、私は心の中で感謝をした。

 

1国民の鼻の下の取るに足らないできものの為に、

エリート医師が一生懸命対応してくれている。

日本って本当に素晴らしい国だな・・・とつねられながら痛感した。

 

手術終了

 

手術後に鏡を渡され、口元を確認した。

あのみっともない膨らみがスッキリとなくなっていて

かわりに直径1~1.5mmほどの血のにじみがあった。

 

うん、この程度の傷なら問題ない・・・と胸をなでおろす。

 

「透明の液体が出てきたので、粉瘤じゃなかったですね」

「何だったんでしょう?」

「ううん。まだこれから調べてみないとハッキリは言えませんが、おそらく神経系の・・・」

「再発はしませんか」

「絶対にしないとは言い切れないです。ただ根元から徹底的に出し切ったので多分大丈夫かな」

 

血を止めるため患部にガーゼをガッチリ当てられ、そのままではみっともないのでマスクをつけてもらった。

「口元は血流が多いので、できれば明後日くらいまでつけておいてください。ガーゼは穴に突っ込んであるので取る時はちょっと痛いかも」

突っ込めるほど穴があいている?

それはイヤだな。

 

「これからあの液体を調べて名前をつけます。もし万が一問題のある何かだったらすぐに連絡します。1ヶ月経っても何も連絡がなければ特に問題ないということで忘れて下さい」

 

費用は¥16,220

受付から精算まで1時間もかからなかったように思う。

帰り際に、術後の過ごし方をまとめたA4の紙をもらった。

 

術後経過

 

その紙の内容がとても分かりやすかったので、特に問題なく落ち着いて対応できた。

先生からガーゼを2日間はつけておくよう言われたが、翌日には痒かったので取ってしまった。

確かに突っ込んであり、取るのに苦労した。

 

ただ、心配していたほど穴が空いているわけでもなく、パッと見はニキビが潰れてかさぶたになった感じ。

A4の紙に書いてある通り、処方された軟膏を塗ってキズパワーパッドをはった。

ちなみにキズパワーパッドという商品があることを今回初めて知った。これは素晴らしい。

 

この処置は夜寝るときだけで、日中会社へ行くときはやらなかった。

マスクもつけず、患部をさらして過ごした。

が、誰も私の口元を気にしなかった。

その程度の跡であった。

 

何よりうれしかったのが、何の気兼ねなく毎朝ひげが剃れること。

引っ掛かりがないのでスムーズに刃が流れる。

こんな当たり前のことがとても幸せに感じた。

 

軟膏をぬる処置は一週間であきてしまったので、あとは自然に任せた。

そしていつの間にか、手術跡の存在すら忘れてしまった。

3ヶ月たった現在、改めて確認してみるとかすかに赤みがかっている程度。

A4の紙の内容によれば、この赤みもいずれは消えるらしい。

 

あの後、病院から検査結果の連絡はなかった。

すべてに感謝したい。

sponsored link



sponsored link